無縁仏の供養は一般社団法人 日本遺骨供養協会 | 研究と教育

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プロメッション実装に向けた最新の取り組みと今後のロードマップ

私たち一般社団法人日本遺骨供養協会は、「人は自然の一部であり、最期も自然へ還る」という理念のもと、プロメッション(冷葬・還元葬)の日本での社会実装を目指し、一歩ずつ着実に歩みを進めています。

環境問題や墓地不足、無縁遺骨の増加など、葬送を取り巻く社会課題が深刻化する中、私たちは単なる新しい供養方法の提案ではなく、科学的根拠と社会的信頼に支えられた新しい選択肢の実現を目指しています。

独自研究環境の整備と技術基盤の確立

現在、当協会では自社施設「粉骨堂」において、遺骨を用いた研究・検証を継続的に行える環境の整備を進めています。これにより、研究成果を積み重ねながら、社会実装へ向けた技術的な知見を蓄積できる体制が整いつつあります。

これまでにも、株式会社エア・ウォーター様のご協力のもと、液体窒素を用いた動物骨および人骨の脆化実証に取り組み、日本国内での技術的な有用性を確認するための重要な知見を得てきました。

さらに、プロメッションの根幹技術に関しては、「遺体の処理方法」に関する特許第7716543号を取得しています。技術だけではなく知的財産の面でも基盤整備を進め、将来の社会実装に向けた準備を着実に積み重ねています。

技術以上に大切なのは「信頼される組織」

私たちが現在最も重視しているのは、研究そのものだけではありません。

どれほど優れた技術や設備があったとしても、それを運営する組織が社会から信頼されなければ、新しい供養文化は根付きません。

だからこそ今、私たちは研究を急ぐのではなく、理事・顧問をはじめとする各分野の専門家の皆様とともに、組織基盤の整備に力を注いでいます。

法務、医療、環境、宗教、葬送、行政など、多様な専門性を持つ方々の知見を集め、透明性と公益性を備えた組織づくりを進めることが、未来への最も重要な投資であると考えています。

社会に長く必要とされる仕組みを築くためには、確かな技術だけでなく、確かな組織が必要です。

次なる挑戦は国内最高峰の学術連携へ

組織体制の充実が進んだ先には、さらなる学術的な実証を見据えています。

現在、液体窒素研究で知られる千葉大学との連携の可能性について検討を進めるとともに、大分大学との共同研究についても実現を目指して準備を進めています。

また、プロメッション後の土壌還元プロセスについて科学的な知見を深めるため、豚を用いた長期的な土壌還元実証についても実施を視野に入れ、検討を進めています。

これらはいずれも、現時点では検討・準備段階の取り組みですが、実現すれば日本におけるプロメッション研究を大きく前進させる重要な一歩になると考えています。

科学と供養が調和する未来へ

私たち日本遺骨供養協会は、「自然に還る」という理念を、単なる理想で終わらせるのではなく、科学的根拠と社会的信頼に裏付けられた仕組みとして実現することを目指しています。

一歩ずつ研究を積み重ね、組織を育て、学術機関や企業、行政との連携を広げながら、日本の葬送文化に新たな選択肢を提供していきます。

これからも私たちの挑戦に、ぜひご期待ください。


行政・自治体の遺骨の課題

現代社会では核家族化や高齢化の進行により、孤独死や無縁社会の問題が深刻化しています。ご家族やご親族がいない場合、故人様の遺骨が適切に供養されず、行き場を失うケースが増えております。こうした遺骨は行政や自治体の管理対象となりますが、十分な対応が難しいことも少なくありません。そこで、無縁となった遺骨をお引き取りし、共同墓地への供養や永代供養のサポートを行います。

プロメンション・フリーズドライ葬について

プロメンション葬とは、遺体を液体窒素で急速冷却し、細かく粉砕・乾燥させる葬送方法です。火を使わないため「フリーズドライ葬」とも呼ばれ、ヨーロッパを中心に環境に配慮した新しい葬儀として注目されています。

日本で一般的なお葬式といえば「火葬」ですが、プロメンション葬は燃やすのではなく冷凍・乾燥するのが大きな特徴です。火葬では遺骨が残りますが、フリーズドライ葬では乾燥粉末化した形で残り、土に還りやすい状態になります。自然葬(土葬や散骨)と相性が良いのもポイントです。

火葬は二酸化炭素やダイオキシンなどの排出が課題とされています。一方でプロメンション葬は燃焼工程を伴わないため、有害物質をほとんど出しません。環境負荷を抑えたい方や「自然に還るお葬式」を希望する方にとって、理想的な選択肢といえるでしょう。

特許番号:2024-116198

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